10月は「妊娠と新生児をなくした方に思いをはせる月間」です。
ドゥーラとして出産に関わるという事は、
人生の始まりに立ち会うことがほとんどですが、
なくなってしまう人生に立ち会うことでも、あります。
BB360のドゥーラ二人(タランゴよう子、ウツザワ紀子)は、
ともにAmy Wright Glenn氏 (https://birthbreathanddeath.com/) のもとで、
Holding Space for Pregnancy Loss and Abortion
(流産、中絶、死産を経験した人に、寄り添いを提供する)の
研修を受けています。
ようこさんはご自身で流産を経験された当事者でもあります。
(ようこさんの思いはこちらで読めます:https://www.facebook.com/yoko.tarango) そんな訳で、10月は二人にとって、BB360にとって、特別な思いで迎える月です。
今月は週に一度、二人で交代でその思いをブログにつづってみますね。
コロナ禍で、そして海外だと、特に妊娠出産・子育ては孤独になりがちです。
もし、赤ちゃんが生きてそばにいなければ、なおさら独りぼっちに感じるかもしれません。
どうやってこの思いを抱えていけばいいのか、
心も体も、まさにLOST(迷っている)かもれしれません。
ドゥーラは、どんな出産でもサポートします。
赤ちゃんがそばにいなくても、あなたの体と心は「産後」と言えます。
しっかり時間をかけて、大切にしてもらうべき時期です。
いつでも、声をかけてください。
何をしてもらえばいいのか分からない、そんな時でもとりあえず声をかけてみてください。
独りぼっちは、しんどいです。
ドゥーラは、何もしてほしくないときは、ただそばにいるだけかもしれません。
でも、あなたを独りにはしません。
あなたが話したくなるまで、何かしてほしくなるまで、見守ります。
10月15日の午後7時には世界中で
なくなった赤ちゃんとその家族に思いをはせ、
ろうそくをともします。
時差によって、こくこくと明かりが大陸をさざ波のように渡っていく
このイベントは「Wave of Light」と呼ばれています。
ご自身がLOSSを体験された方は、自分のための時間として、
周りにそんな方をご存じの方は、その方を思うために、
ぜひ「光の波」をともしてみてください。
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